背景

コンクリート壁で囲まれた地下駐車場に強固なH鋼鉄骨大梁を設置して折板屋根が張られています。ここの上にウッドデッキなどの構造物を設置したいと思い、いろいろ検討して見ることにします。

該当の地下駐車場(ティースリー本社)

屋根のネジを使って土台をねじ止めする方法

折板屋根の上に土台パッキンと土台(木造)を固定する検討をしてみました。

以下の写真のねじを使って土台をねじ止め固定するの現実的かと思われます。これは「重ね式折板屋根88タイプ用 タイトフレーム」というそうで、ねじ山は5/6インチねじが付かれています。

5/6インチねじ に土台用のボルトを連結して固定するためのものを探してみました。モノタロウに「高ナット(長ナット) (鉄/ユニクローム) ウイットねじ 長さ40mmねじの呼びW5/16 1パック(10個)」というものがあったので、試しに購入していました。

現状、屋根は以下の写真のようになっています。

このねじ山に高ナットをはめ込み、パッキンとの勘合を検証してみます。

パッキン'(t=20mm)を置いて高ナットの突起高を測ってみました。パッキンから30mm突起しました。20~25mm程度土台ボルドのねじ山がかかれば良い事がわかりました。

例えば土台木の高さ100mmとすると、60mmぐらいのボルトがあれば良さそうです。

インチねじはホームセンターでも調達が難しい場合が多いので、ネット調達を前提とすると、75mmボルトがありました。

全長が75+6.5=81.5mm なので、 高ナットの突起高 30mmなので11.5mm以上はねじがかかります。

ざぐりで10mmぐらい掘ると思いますので、+3.5mm、ワッシャの厚み-1.5 mmぐらいを考慮しても13.5mmぐらいねじがかかるかと思われます。

75mm以上の長さがモノタロウになかったので、これが選択しかな。

ウッドデッキ(人口木)の検討

ウッドデッキを設置したのですが、やはり今どきであれば人口木で敷設したいですよね。

そこで、折半屋根に単純に並べた場合いくつか問題点があると思います。

  • デッキをねじ止めする根太(の代わりになる物)
  • 水勾配の考慮
  • パネル間の隙間と突き出した5/6インチねじ山

デッキをねじ止めする根太(の代わりになる物)

一般的にデッキパネルを固定する金具があるのですが、パネルとパネルの間にはめて、根太(止める土台)に固定します。

屋根の板金にねじ込むのは雨漏りの原因になりますし厳禁と考えると、根太になる何らかの物を下に用意する必要があります。

理想的には5/6インチねじ山と5/6インチねじ山の間に金具を自作して根太の代わりになるものを用意したいところですが、そうなるとアルミ材か何かをずらずらと並べることになり、費用がかさんでしまします。

いずれ分解することも念頭に入れると、より簡易的で安価な方法を優先したいところです。

そこで建設用両面テープで固定するのもありかと思えてきます。

有りました。さすが3M。とりあえず、これで固定する事を考えます。台風であおられなければ良いと考えます。

水勾配の考慮

折半屋根には当然のことながら、雨水が流れるように水勾配を取っています。

土台となっている大梁はH鋼3本を渡していて、両端の2本のH鋼の芯々での距離は5400mmでH100mmのレベル差があります。

この差を平坦にしていくためには、折半屋根の頂点に何かを置かないといけません。スタイロフォームとかポリエチレンフォームなどを切って貼っての対応が考えれます。


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